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監査法人を辞めたい!BIG4を退職した私がブログを仕事にして公認会計士を辞めた理由

公認会計士という立派な資格を持っていながらも

監査法人を辞めたい
公認会計士でいるのがつらい

と思ったことはないでしょうか?

私が公認会計士を辞めたいと口にしたとき、家族は猛反対しました。

家族が開口一番に言った言葉はこれです。

「せっかく苦労してとった資格なのに勿体ない」
「転職するあてはあるのか?大丈夫なのか?」
「収入はどうするんだ?貯金はあるのか?」

私は辞めたいと思いながらも、この言葉にうまく言い返すことが出来ませんでした。

そして、監査法人でズルズルと5年以上もの時間を過ごしました。

この記事を読んでいるあなたは、もしかしたら

・公認会計士の仕事がつらい、辞めたい・・
・でもどうしたら良いんだろう?
・本当に転職して(独立して)うまくいくかな?
・ほかに何か選択肢はないんだろうか?

と不安に感じているかもしれませんね。

資格をとったらその先は「資格を活かしてキャリアを積む」しかないと思っていませんか?

そんなことはありません。必要なければ捨てても良いんです。

私は、公認会計士に合格した後、5年以上、大手の監査法人に勤めました。

しかし体調を崩して監査法人を辞めてからは、

「私は公認会計士として生きたいか?」と何度も自分に問い、必死に色んな選択肢を模索しました。

そして最後は、何者でもないタダのブロガーとしてゼロから自立すると決意しました。

その理由は、

公認会計士として転職をしても
公認会計士として独立開業しても

「今自分が感じている閉塞感からは抜け出せない」ような気がしたからです。

そして結果的に、この直感と私の選択は大正解でした。

今ではブログで稼げるようになり、複数のブログを運営し、複数の収入を得ながら、生計を立てています。

今の私は、

・好きな時間に起きて
・お気に入りのMac1台を持ち歩き、
・スタバで大好きなラテを飲みながら、
・気持ちの良いテラス席でブログを書くのが日課。

雇われているわけではないので、1日のスケジュールは自分の意思一つで決められます。

ブログ起業してからの収入は

・開始1年目 年収200万円程度
・開始2年目 年収600万円程度
(この記事を書いている現在は3年目に入ったところです)

を達成しました。

今では複数のブログで収入を得られるようになり、年収1000万円という目標がリアルになりました。

私のブログ起業の挑戦は始まったばかり。

まだ家族に胸をはれる段階ではないかもしれません。

でも。

私は、

公認会計士として転職するでもなく
公認会計士として開業独立するでもなく

もっと違う選択肢だってある!

ということを身を以て経験しました。

この記事では「ブログ起業で得られた新しい道」を、私の体験を交えてお伝えしていきます。

目次

私が公認会計士を辞めたいと思った理由

私は、公認会計士試験に合格した後、BIG4と呼ばれる大手監査法人の1つに勤務しました。

私がいた法人の職場環境はとても恵まれていました。

・社会的地位がある
・勤務1年目の給与ベースが一般会社の新卒社員より高い
・残業代はきちんと申請すれば支給される
・普通に頑張っていれば少なくともシニアには昇格できる(マネージャーは別)
・女性で産休育休をとっている先輩職員がおり環境も整備されている
・有給を使えば1〜2週間の長期休暇をもらうことも可能

といった感じでした。

私が辞めたときの最高年収は700万円程度でした。

一般に、女性にとって、これほど恵まれた職場環境はなかなか無いと思います。

大手企業のように、社宅や家賃保証、社食がない、という点をデメリットとして上げる人もいます。

それでも、もともとの給与ベースが高く、繁忙期を終えれば長期の休みだってとれる。

何の資格も持たず新卒採用された一般社員と比べれば、明らかに恵まれているほうだと思います。

でも、私は定年まで勤め上げることに限界を感じ、最後は監査法人を辞めました。

この記事を読んでいるあなたも、もしかしたら

自分は恵まれていると理解はしながらも、監査法人に勤め続けることに疑問を感じているのではないでしょうか?

私はそうでした。

監査という仕事はつまらない?

監査という仕事をつまらないという人が居ます。

あなたはどうでしょうか?監査という仕事を楽しんでいるでしょうか?

監査は1年間の業務の流れがほぼ決まっているので、変化の少ない仕事環境を望むなら、とても良いと思います。

しかし、監査を経験したことがある人なら、一度はこんなことを思った経験はないでしょうか?

・頑張れば頑張るほどクライアントから嫌な顔をされる
・クライアントのため、というよりチームのため、の意識になる
・クライアントと上司の板挟みで辟易する
・上司に言われれば追加手続きはザラ
・自分で仕事量をコントロールできない

私が、監査をしている最中で一番つらかったのは

「クライアントから感謝されている」という実感が、なかなか味わえなかったことでした。

シニアになれば見える景色が変わるかな?と淡い期待もあり、シニアになるまでは頑張りました。

でもシニアになって何年か過ごしても、あまり見える景色は変わらず

「気持ちの面でどう折り合いをつけていくか?」

ということに次第に悩まされるようになりました。

私は監査法人でキャリアアップしていきたいだろうか?

私にはあまり監査法人での出世欲というものがありませんでした。

そんな私の仕事ぶりといえば「やることはきちんとやって、さっさと帰る!」がモットー。

私がシニアになったとき人事評価の面談で言われたのはこんな言葉でした。

マネージャーを目指すなら今のままではいけないよ。
もっとチームに貢献しないとね。

とてもまっとうな上司の言葉に、返す言葉もありませんでした。

昇進昇格の時期になると、きっと誰もが、

より仕事を頑張るか、それとも別の道を探すか、で悩むんじゃないでしょうか?

私はすごく悩みました。

そして私の場合、マネージャーになった先に降りかかるプレッシャーを思うと

私はどうしても「そちら側に行きたい」とは思えなくて。

当時、私が感じていた本音はこうでした。

・私は別にマネージャーになりたいわけじゃない。
・でも仕事と距離を置けば置くほど、自分の居場所がなくなっていくようで怖い。
・私は何のためにこの仕事をしているの?

正直、辛かったです。いくら生活のためとはいえ。

まっとうな資格をもって仕事をしているのに、不安定な気持ちに何ら折り合いをつけられない自分がいて。

出世欲もなく、会計士として転職や独立をして頑張れる自信もなく。

恥ずかしながら当時の私は、法人で働いていた無資格の派遣社員(AAというアシスタント職)にあこがれていました。

・給料は減るけれど
・大きな責任もプレッシャーも大きくなく
・作業は完全にルーティン化されており
・定時にはしっかり帰れる

というのが、私の目にはとても魅力的にうつりました。

でも上司にそれを言うと「資格があるのに勿体ない。何を言ってるんだ?」と目を丸くされる始末。

そんな気持ちで仕事を続けているので、繁忙期のハードワークは余計に辛かったです。

最後は体調を崩してしまい、私は5年以上勤務した大手監査法人を辞めました。

監査法人を辞めた後の迷走時代

私が辞職を申し出たのは、肌寒い2月のある日のことでした。

この時期に監査法人を辞めることが、どんなに非常識で迷惑をかけるか、監査法人に勤めている人なら分かると思います。

4月決算の会社を目の前にして、2月に辞めるなんて!なんて無責任な!

と言われると、返す言葉もありません。今でも本当に申し訳なく思っています。

体調を崩し、気持ちも沈んでいた状態だったので、

当時の私は、辞めた後にどうするかの段取りも一切できていませんでした。

私が監査法人を辞めた後、半年くらいは自宅で養生する日々が続きました。

・これからどうしたら良いんだろう?
・今から転職して(独立して)うまくいくかな?
・ほかに何か選択肢はないんだろうか?

と不安で不安で仕方なかったです。

とりあえず失業給付をもらいながら、今後のことを模索する日々でした。

公認会計士という資格の可能性は無限大?

公認会計士という資格の可能性は無限大!と謳う資格の学校や就職説明会の声。

これは一般的には正しいのかもしれません。

しかし、、

少なくとも私の目の前にあった現実は、あまり希望の持てるものではありませんでした。

・資格を活かして転職した先輩からは苦労話ばかり聞かされ不安になる
・独立して求められるのは税理士業務が主であり別の競争が待っている

実際に一般会社に転職した先輩からは「転職しなければよかった・・・」という本音もチラホラ聞こえていました。

公認会計士の独占業務である監査という仕事は特殊すぎるので、監査というフィールドを離れると、あまり応用が効きません。

なんとなく周りの意見に流されて・・・

監査法人を退職した後、私も税理士登録をしてみたものの、登録費用に数十万円ものお金が軽く飛んでいき。

目の前の顧客はゼロ。

さらに監査しかやってこなかった私は、税務についてはほぼ無知で、ゼロからスキルや経験を積む必要がありました。

正直あまり未来に希望が持てる状況ではありませんでした。

ブログが私の人生を変えた!

私は監査法人を辞めた後、自分に

「公認会計士(または税理士)として生きたいか?」と何度も問いました。

公認会計士として転職した自分を想像してみても
公認会計士として独立開業した自分を想像してみても

ワクワクを感じない。むしろ閉塞感しか感じられない自分が居たんです。

私はただ、自由になりたかった。
自由に生きたかっただけだったんです。

転職してまた雇われるのも、開業して税務業界で競争するのも、私には無理だ!

イヤイヤだらけで情けないほど不器用だった私が、最後の望みをかけたのがブログでした。

きっかけは、ネットサーフィンをしていて、あるブロガーの青年が書いた記事を読んだこと。

何にも依存せず、PC1台で自由に稼ぎ、自由に生きている。

そんな青年の姿に強烈に憧れました。ただ、それだけです。

しかし、資格を活かさない、というだけで、私の周囲の目は冷ややかでした。

「せっかく苦労してとった資格なのに勿体ない」
「ブロガー?なにそれ?本当に稼げるの?」

ブログを書くスキルは、調書を書くスキルとは全く別物です。

公認会計士時代のスキルや経験は一切役に立ちませんし、当時の私は仕事を辞めているので収入はゼロ。

不安がなかったか?と言われると、本音ではずっとずっと不安でした。

でも、仕事を上手に辞めてこれなかった私は、精神的にかなり追い詰められていて。

資格なんて、もう無くてもいい。
別の世界でもう一度やりなおしたい。
ただ、自由に生きていきたい!

当時はそんな別の意味での覚悟が、ふつふつと湧いてきたんです。

私は彼らのアドバイスを受けながらブログを立ち上げ、

試行錯誤を繰り返しながら1日3記事を目標に、ひたすら書き続けました。

先が見えなくて、とにかく毎日がしんどかった記憶があります。

知識ゼロからブログを立ち上げて、収益化を開始した初月の収益はたったの1万円。

とても生活できる金額ではなかったです。

でも、ここで辞めるわけにはいかなくて。

ブロガーとして稼げるようになれば、
自由に生きられる未来が待っているんじゃないか?

という淡い夢が、私の背中を押し続けました。

私は彼らのアドバイスを信じて黙々とブログを書き続けました。

すると私も、翌月には月収20万円を超えていき、半年以内には月収30万円を超えていったんです。

ブログの収入は

・開始1年目 年収200万円程度
・開始2年目 年収600万円程度
(この記事を書いている現在は3年目に入ったところです)

を達成しました。

開始2年目にはブログで月収100万円も達成し、現在では外注ライターさんを雇えるまでになりました。

そして開始2年目の暮れのある日。私は「税理士登録」を抹消しました。

抹消した理由は、素直に「もう資格は必要ないかな」と思えたからです。

現在は、公認会計士の資格も使っていません。登録だけ維持している状態です。

資格なんてなくても大丈夫。私は自分で稼ぐことが出来る。

そう思えたことが何より大きかったです。

そして普段は、何者でもないタダのブロガーとして、カフェを仕事場にしてブログを書きながら、生活しています。

公認会計士を辞めてブログを仕事にした今

私は現在、ブロガーとして自由に生きられるようになりました。

実際に体験してみて思うのですが、ブログの最大のメリットは

正しく構築したブログは収益を生み続ける資産になる

ということです。

もちろん、質の高い記事を積み上げていくことが前提です。

しかしインターネット上に公開された記事は、

あなたが寝ているときも食事をしているときもアクセスを集め続け、収益を生み続けてくれます。

これは実際に体験してみるとスゴイことです。

自分がその場にいなくても大丈夫なので、私の自由な時間は徐々に増えていきました。

今の私は、

・お気に入りのMac1台を持ち歩き、
・スタバで大好きなラテを飲みながら、
・気持ちの良いテラス席で仕事をするのが日課。

雇われているわけではないので、1日のスケジュールは自分の意思一つで決められます。

たまに気分が乗らない日は

・飛行機に飛び乗り旅にでかけたり
・好きな本を読んで一日が終わることも。

そんな自由な生活なので、新しい発想も生まれてきます。

公認会計士として監査法人にいたとき、私は常に気持ちが不安定で、自分のことがあまり好きではありませんでした。

でも、私はブログで稼げるようになって初めて自分に自信がついたように思います。

あとがき

私が公認会計士として監査法人にいたときは恐ろしいくらいセルフイメージは低かったです。

公認会計士として監査法人で働いているときは、いくら立派な資格をもっていても

生活の首根っこを監査法人に捕まれている

という感覚が常にあり、それを失ったら生きていけないと思っていて、いつも閉塞感を感じていました。

もし私が、あのまま監査法人に居続けたなら、

大きなプレッシャーと責任に押しつぶされながら、心身を削る生き方を強いていたことでしょう。

公認会計士として転職するでもなく
公認会計士として開業独立するでもなく

ブログで稼ぐという選択をした人は、私のまわりには一人もいませんでした。

だからこそ不安だらけで大きな挑戦でしたが

ブログを通して「自分のチカラでゼロから自立し稼ぐ」という経験は、私に自信をくれました。

これからはインターネットで稼ぐことが、どんどん当たり前になっていくと思います。

国が副業を推奨し、子どもたちのなりたい職業のトップに「ユーチューバー」の文字も見られるようになり。

昔は「怪しい」と言われていたネットの世界も、今ではその地位を確立したように思います。

そこに新しいビジネスチャンスも広がっているかもしれませんし、

私のように、そこで自立できればもう資格なんて必要ないかもしれません。

この記事を読んでいるあなたが、もし

・会計士を辞めたいな・・
・ほかに何か選択肢はないんだろうか?

と不安に感じているなら、ぜひ私が実践してきた方法を、選択肢のひとつに加えてみてください。

このサイトでは、知識ゼロからブログで稼ぐためのノウハウを解説しています。

さらに、私が配信しているメール講座では、メルマガ読者さま限定で、

私がブログで月100万円を稼ぐまでの道のりも、詳しく公開しています。

気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

アナログ文系サラリーマンを経てブロガーへ転身

「PC1台でゼロから自立する力を」

をモットーに活動しています

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